こんにちは、まさおです!
今回は異世界漫画を徹底解説させていただきます!
もくじ
【評価基準】
今回も漫画の設定や話の流れを決める【ストーリー】、 話の世界観を作る【画力】、 話の軸となる【キャラ】、 話を盛り上げる【能力】、 これら4つをまとめて話をどのように面白くするか【展開力】の 5つを各5点満点で評価します。 最後にどんな人にこの漫画を【オススメしたい人】なのかを紹介していきたいと思っています。 この投稿は他のブログの投稿やSNSの口コミとは一切関係ありません。 『こんな意見もあるよね♪』くらいの感覚で読んでいただけたなら嬉しいです♪
【俺は全てをパリィする】1~9話までを徹底解説!
筆者:鍋敷
初回投稿日:2019年10月~
其れは、【パリイ】を極めし者の物語────。
「全てにおいて、一切の才能がない」
十二歳でそう判定された才能なしの少年、ノールは一人、生まれ育った山に籠り鍛錬することを決意する。
努力すれば、いつか自分だって。
幼い頃に聞いた冒険譚の主人公のようにだってなれるはず。
そんな希望を胸に秘め、ただ一つ身につけた剣技【パリイ】でひたすら目の前の木剣を弾き続けた。そして、十数年の月日が流れ────。
「パリイ」やがて、剣を振るわずして千の木剣を弾けるようになった男は思う。
いくら努力しても、望んだ結果は得られなかった。
そろそろ自分も夢から醒める頃合いなのかもしれない。
それでも、幼い頃に思い描いた夢を捨てられず、男は再び街へと向かった──。◇◇◇
これは、いつのまにか世界最強クラスの力を手にしているのに、一切気がつかないまま強敵を打ち倒していく男の英雄譚である。
※小説家になろうより
【ストーリー】4点
この漫画のあらすじは『冒険者として認められなかった主人公が実は最強系』異世界漫画です!
ネットのあらすじ通り、
冒険者として必要なスキル獲得できる養成所で一番下のスキルしか獲得できず冒険者として最下層Fランク(無名)でしか生活もできなかった。
そんな男が最低ランクの仕事をして十数年、
モンスター(エリアボス並)と対峙する。
そのあとも『えー!マジか!』の連続くらいの大逆転劇です。
確かに『パリィ』はすべての戦闘の前提としてあってすごい迫力感があります!
【画力】5点
漫画家:KRSG
初回投稿日:2020年10月~
出版社:コミックアーススター(アーススターコミックス)
KRSGさんは『全時空選抜最弱最底辺決定戦』という連載をされていたようで、
これも原作ありの漫画ですね。
そのときからも異世界系での連載のようで、
今回の漫画にも連載にも影響されていました。
特に戦闘シーンはえぐいです!
こんなに画力が高いと迫力が違うんだなー、
と思わせられました。
男キャラ、女の子キャラとも高いレベルでかかれているし、
表情、没入感も抜群です!
これアニメ化したら大変ですね。
【キャラ】4点
この漫画ではキャラがスッキリしていて話重視だけど、
今後キャラ立ちするだろうなと思わせてくれる内容です。
真面目に生きてきた主人公が冒険者に憧れていた割に敵モンスターを知らないのはよくわからなかったですけど、
そこを省けばストーリーがぶれないキャラとなっていて面白いです!
【能力】4点
能力は
- 『パリィ』
- 『筋力強化』
- 『ローヒール』
- 『プチファイア』
- 『しのびあし』
- 『投石』と6つの職業養成所で得られる一番下のランクスキルしかありません。
耐性は『毒耐性』が今のところあるようです。
しかし、毒耐性は後だしで出てきたため、
少しがっかりです。
確かにスムーズさを重視するなら最初のあらすじもスッキリさせるところも必要ですが、
これは原作もある漫画なのであとだしではなく、
ストーリーで展開させてから話を膨らました方がスムーズに話が入ってくると思います。
【展開力】5点
王国転覆のために出現したモンスターが次々と出てきますが、
なぜか居合わせた主人公が倒していきます。
冒険者の経験が全くなく、
モンスターの危険さ、種類、強さなどが無知な状態で戦闘に向かないロースキルだけで無双します!
この『無自覚で倒していく』までは最近流行りのチート系漫画なんですが、
『ロースキルで無双する』という設定が足されて面白さが増えてます。
【総評】22点
これは良作!
全体的なバランスもいいし、
なにより冒険漫画!
途中で出会う王女が色々な刺客に狙われて様々なモンスターや人間がやってきます。
夢と冒険ものは最高です。
【オススメしたい人】
私は『俺は全てをパリィする』を読んでオススメしたい人は、少年誌が好きな人です!
今の少年誌では、
画力、ストーリー性の高いものが好まれます。
その点この作品は両方とも兼ね備えているので、
様々なそうの人に好かれるのではないでしょうか?
皆さんも『俺は全てをパリィする』を読んで毎日を最高の日にしていきましょう!