異世界漫画を徹底解説【ここは任せて先にいけと言ってから10年たったら伝説になってた】

こんにちは、まさおです。

今回は異世界漫画を勝手に品評します!

今はテレビアニメの方にも色々なアニメが放送されているくらい人気になっている異世界転生もののラノベ。

私はそこではなく漫画の方に注視していきたいと思います!

【評価基準】

評価は【ストーリー】【画力】【キャラ】【能力】【展開力】の5つを各5点満点で採点。

その総合点(25点満点)で最終的に勝手に評価させてもらいます。

ネットや販売サイトの口コミからコピペしてきたわけではなく、あくまでまさおの勝手な品評になりますので、ご容赦下さい。

【ここは任せて先にいけと言ってから10年たったら伝説になってた】

作者:えぞぎんぎつね

漫画:阿倍野ちゃこ

 勇者パーティは強力な魔神の大群におそわれた。このままでは全滅必至。
 パーティーの一人、最強魔導士ラックは、敵を足止めすることを決意する。「ここは俺に任せて先に行け!」「だが……」「なあに、すぐに追いつく」 ラックは無我夢中で魔神を倒して、倒して倒しまくった。
 特技ラーニングを駆使して、ラックは魔神の魔法を学習していく。
 魔神の能力であるドレインタッチなどを学習し、利用することで休まず寝ずに戦い続ける。 魔神はどんどん強力になっていくが、ラックも飛躍的にどんどん強くなっていく。
 魔神がわいてこなくなるまで、ラックは10年戦い抜いた。 王都に帰ったラックは驚く。
 自分の名前が通貨単位となり、かなり美化された巨大な像が建てられてしまっていた。
 
 そして、生命力吸収を使いまくったせいで、若返ってしまっている。
 年齢にそぐわぬ外見。飛躍的に伸びた能力。
「目立ちすぎる」 ラックは正体を隠し、ただの初心者冒険者のふりをすることにした。
 Sランク魔導士なのに、Fランク戦士に偽装したラックの、平和になった(?)世界での冒険が、いま始まる!

小説家になろうより

【ストーリー】

4点

大抵ストーリーは始まりの街で勇者になるきっかけが起きてから様々な街で敵を倒しながら最終ボスを倒すまでのストーリーを描く作品がほとんど。

この作品の主人公はそもそも『勇者』ではなく、『賢者』。

そして、サブキャラがよく言う『ここは任せて先にいけ』を使ったその後を描くストーリー。

ちょっと出落ち感たっぷりだが、他にはない始まりだったので好評価させてもらいました。

【画力】

4点

漫画を担当している阿倍野ちゃこ先生はこの作品を描く前に10作品以上手掛けているベテラン漫画家の先生であります。

そりゃ画力は当然あります。

キャラクターデザインの人はいますが、キャラの躍動感はさすがの一言。

作品に集中できました。

【キャラ】

3点

ストーリーは王道から外して作られていますが、主要キャラは王道。

ストーリーを崩さないようにされています。

しかし王道な分、多くの異世界漫画を読んでくるとキャラは普通に感じてしまうかもしれません。

【能力】

3点

主人公は天才賢者ということもあり、『初めて見る術もすぐにコピーしてしまう』能力?もありますが、魔法以外はストーリーの初めの方に手に入れた『エナジードレイン』が有用すぎて使いまくり。

少し偏りが出ています。

勇者や戦士も戦いますが、戦闘シーンを極力減らして能力隠蔽があるため、今後に期待したいと思います。

【展開力】

3点

ストーリーで言いましたが、初めに『ここは任せて先にいけ』と言ってしまった分、出落ち感は否めません。

10年たってるため、勇者の子どもと戦うことで真新しさを出そうとしてますが、やっていることは王道。

新しい敵が現れて倒していきますが、すでに主人公が最初に魔王を倒してチートになりすぎているはずなのに、なぜか苦戦したりします。

そこら辺の設定をうまくやってほしかったという読者の願いです。

【総合得点】

17点

20点にあと一歩届かなかったのは王道過ぎたのかなと思います。

スタートは工夫されていましたが、今のところ出落ち感が強く感じてしまう作品です。

このエゾギンギツネさん、他にも異世界小説めちゃ描いてて、売れっ子さんなので忙しすぎてその後のストーリーが尻すぼみになってしまったのかも知れません。

小説のほうは全く見ていないので今後の展開はわかりませんが、ゲームや異世界漫画好きの人は必見の漫画です。

是非読んでください!

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