鍼灸師が整体枕を徹底解説!!

こんにちは、まさおです!

今回は最近増えてきた整体枕ってどうなの?と思ってる方必見の内容になります。

結果からいうと、【タイプに分けて自分に合う枕を探しましょう】です。

みなさんもこのサイトに行き着くってことはきっと睡眠で少なからず悩んでいる、興味があるんだと思います!

そんなみなさんの助けになる内容に鍼灸師目線で解説していくので、よろしくお願い致します!

【整体枕って?】

ネットで見てみると、『整体師が考えた枕』や『寝ている間に身体を整えてくれる』などといった枕でお悩みの方には魔法のような言葉が並んでいます。

こちらも先にいっておくと『どんな枕でも全ての人に合うわけではない』ですが、身体のタイプと購入した整体枕が合えば満足のいく睡眠になるのではないでしょうか?

そんな整体枕をタイプ別に説明して、そのあとに身体のタイプに合う枕を解説できればと思います!

【睡眠のタイプと整体枕】

睡眠のタイプは大きく分けると2タイプです。

寝返りを多くうつ寝返りをあまりうたない人に分かれます。

≪寝返りを多く打つ ≫

まず、寝返りを多くうつ人は固めの枕が良いことと、平坦な枕な方がいいということ。

寝返りを多くうつ人は、違う姿勢にすぐにうてる方が身体への負担が少なく、気持ちよく寝れるようになっているためです。

また、寝返りを多くうつと元の位置に戻れなくなることの方が多くなって、決められた位置に寝ることをデザインされた枕との相性はよくありません

この2点を意識しながら寝返りが多い人は基本となる枕を探しましょう!

しかも寝返りを多くうつタイプの人は、

①動きが小さいタイプと、②動きも大きいタイプに分けられます。

動きが大きいタイプの人はよく聞きますが、動きが小さくても寝返りが多いというのを聞いたことはないんじゃないですか?

①実は動きが小さいタイプの人は、枕との相性がいいとこのようになります。

というのも、人は仰向けと横向きを繰り返して寝ていますが枕との相性が悪いときは居心地が悪くて枕から出ていく動きをしてしまうんです。

それなのに、枕に居続けられるのは枕の上にいると睡眠の質が高い証拠になるんです。

なのでここを抑えていないと枕を買い換え続けてしまうので、注意が必要です。

②の動きが大きくて枕に戻ってこれない人は枕との相性が悪く、身体に負担をかけ続けてる証拠なんです。

なので、寝返りを多くうつタイプの人は動きが小さくまとまるような枕を買えるようにしましょう!

≪寝返りをあまり打たないタイプ≫

おススメしたいマクラは柔らかめのマクラで、体に合わせた構造のマクラとの相性がいいです。

寝返りをあまりうたない人は基本的に枕との相性が合っていると思いますが、朝起きたときに体が辛い人はあまり眠れていません。

子どもと寝るようになってからや、ベッドから布団に変わってから寝返りの量が変わっている方も同様にあまり眠れていない可能性が高いです。

これは脳が無意識に体をコントロールしていて寝返り量が変わっているためだと思います。

無意識にコントロールしているってことは、脳が起きている、睡眠が浅い傾向と同じなんです!

そのため、深く寝れていないと当然睡眠が浅いわけですから、脳の影響を受けやすいんです。

皆さんの中でも気になった方がいたら、原因を見つけて解消しましょう!

【RAKUNA整体枕】

こちらの枕は整体の人が作った『ストレートネック』になっている人向けの枕です!

ストレートネックとは、通常は緩やかな湾曲を持っている首の骨が、負担がかかりすぎて一直線になってしまい、顎が前に付き出した状態になってしまっている形のこと。(RAKUNA整体枕の商品ページより)

また、施術者に首をマッサージされているような感覚になれる気持ちいい枕ということ。

そうなることで、首や頭にかかる負担を分散

つまり、いつも負担がかかっているところ以外にも負担がかかるので、いつもの痛みのでる部分が凝りにくくなるということのようです。

枕も頭がフィットしやすくなるように頭が入る部分が窪んでいて、他の部分が高くなっていて寝ている姿勢が崩れないように出来ているようです。

そうすることで、一つ一つの姿勢の時の睡眠の質を上げられます。

素材もメルティーフィットというものを使い、通気性もよく蒸れにくいようです。

≪まさおが考えるメリット≫

①ストレートネックという今多くの人が悩みを抱えている症状にスポットを当てていて、それを楽にしてくれる点。

ストレートネックは仕事やスマホなどでの姿勢によりなりやすいといわれています。

寝ているときはそれが睡眠の質の悪化に繋がりやすく、様々なからだの負担に繋がってしまいます。

これを解消できる枕なら、一日の疲れをリセットしてまた明日を迎えられるようになる点はいいと思います。

②どんな姿勢にも対応できる枕ならになっていること。

人の寝方は仰向け、横向き、うつぶせと分けられますが、その全てに対応できる枕の構造になっていてどんな人にも対応できます。

人は必ず寝返りをうっていますから、その寝返りをしたときに枕との相性が合わなくなって目が覚めてしまう人もいます。

もし、寝返りをしたときの姿勢にも対応できる枕は寝返りをうっても枕との相性が合っているなら目が覚めずにむしろ睡眠の質が高くなるのではないでしょうか?

③低反発枕の素材で、負担を分散させている点

この枕の素材はメルティフィットという素材で、通気性がいいということ。

つまり、枕の中が空洞が多くなってるので沈みやすい特性がある=低反発ということです。

そのためストレートネックでも様々な枕の部分に体重が乗り負担を軽減できるのではないでしょうか?

≪デメリット≫

①健康的なからだの構造の人には向いてない点。

ストレートネックは首が前に出ている構造になるため、通常より少し高い方が楽になりやすくなります。

これはどんな姿勢で寝ていても同じで、この枕の構造をみても通常より高く作られてるのかな?と感じます。

そのため、ストレートネック以外の人が使うと少し高く感じるか、寝ていて疲れることもあるかもしれません。

②寝返りを多くうつ人には向いてない点

寝返りを多くうつ人の場合、寝返りを正しい姿勢でできればいいですが、必ずしもそうではないことの方が多いと思います。

首だけ横を向いたり、手を動かしたりだけの場合を想定できる枕は今のところありません。

そんな姿勢の時も枕の高さが一定ではない枕だとかえって同じところに負担がかかるため痛めることもあります。

そのような方には注意が必要です。

③低反発枕のため、寿命が短い点。

低反発枕の最大の欠点はどの素材でも枕寿命が短いこと。

これは枕の中に通気性があるため、その瞬間は枕がつぶれます。

低反発枕の形状記憶なんて聞いたことありませんから、同じところを使っていけば当然そこだけ低くなるのは早くなります。

高反発枕はそもそも固い素材のため経年劣化も素材同士が寝返りの度に徐々に削れていくことで少しずつ枕の高さが変わっていくため寿命も長いです。

この枕はさらに同じところで寝ないと効果を発揮できないため、低反発枕の通常より早く高さが変わり、寝づらくなりやすくなると思います。

大体低反発枕の寿命が1~2年なので、1年持てばいいのではないでしょうか?

【この枕と相性がいい人】

この枕はおそらく『寝返りの少ない体が猫背になってる人向け』に作られています。

そして、低反発枕なので一年くらいで毎回枕を買い換えてる人向けになるのではないでしょうか?

この枕は慢性的に体を壊しやすくしている姿勢が悪い方、デスクワークで姿勢を崩しやすい方、子どもの世話で姿勢が悪くなったり、同じ姿勢が多くて眠りが浅い方などの人が向いているんだと思います。

どれかに当てはまって、この枕を年に一度定期的に購入出来る方が使ってみてはいかがでしょうか?

【泊まれる整体枕】

KARADAファクトリーという整体院を海外、国内に340店舗ある会社から作られた枕です。

眠りに必要なのは整体技術で、カラダの悩みを解決しながら眠りの悩みも解決してきたから出来た枕とのこと。※泊まれる整体枕販売ページより

こちらの枕のポイントは頭だけでなく、肩まで支えているということ。

今までの頭だけ支える枕では寝ている姿勢で腰や足に負担をかけている人もいて、朝起きたときに腰が痛くなったり、足がダルいなどの症状が出やすかったようです。

肩まで支える枕にすることで、首の骨のアーチが正しく緩やかな湾曲になることで、腰や足に負担をかけにくくなるようです。

またストレートネックの方にもオススメでき、枕の構造が首に負担かけないように出来ているようです。

枕も老舗寝具メーカーと共同開発して、枕の高さを微調整できたり、通気性があり、手洗いできたりします。

≪まさおが考えるメリット≫

①仰向けで眠る人にいい点。

おそらくこの枕は仰向けでのみ効果を発する枕のようです。

特にうつ伏せでこの枕は眠れない構造になってますね。

横向き寝も枕の構造上使いづらそうです。

②ストレートネックの方向けの枕です。

枕の構造が首のアーチのことを考えられているため、寝ていると首が疲れてしまう方や、歯ぎしりで朝起きると顎が疲れている方にはオススメです!

③首が原因で体全体の調子を崩している方。

体はつながっているため一部の怪我が慢性的・長期的になると、ほかの部位まで体に支障をきたす場合があります。

特に首は体を支える関節なのでとても怪我をしやすく、治りにくい場所です。

そのため、背骨沿いの筋肉や近くの関節にまで負担がかかり支障をきたすことが多いんです。

このマクラで首の矯正ができて周りの関節に負担がかからなければ周りの部分も支障が減るのではないでしょうか?

≪デメリット≫

①仰向け以外の姿勢では向いていない

構造がしっかりしている枕ほどほかの姿勢になったり、寝相が悪い方にはあまりおススメできません

このマクラも同様に、仰向けにしか人間が寝ないと思って作られてないんじゃないか?と思えるくらい横向きになったときが構造上の凸凹が気になってしまうんじゃないかと思います。

寝相が悪い、寝返りを打つ方はあまりおススメできないかもしれません。

②首に支障がない方は注意しましょう。

このマクラは首のアーチを矯正を勝手にしてしまいます

そのため首に痛みがない、気にならない方が使うと症状が出てくることがあったり、寝違えの原因になったりもします。

もちろん、RAKUNA枕でもお伝えした通りマクラが少し高めになっているため、低めのマクラがいい方にはおススメできません。

寝相が原因で睡眠が浅い方は首や肩以外にも腰・背骨などの原因で睡眠が浅いこともあります。

そういった原因の方は運動などでもよくなるので、そちらから始めてもいいかもしれません。

③マクラ寿命が短いので、注意が必要。

枕には寿命があります

これもRAKUNA枕でもお伝えしたことですが、どんな素材でも長くても5年です。

使い方、材質によっては1年でも変えなくてはいけないものもあります。

それでいうとこの素材は通気性がとてもいいです。

通気性がいいということは頭を枕にのせた時につぶれるということです。

つぶれるのが何がいけないかというと、マクラは形状記憶なんてないので使い続けるとそのまま形がつぶれていきます。

つぶれる部分はもちろん、その枕の一番重要なところになります。

その枕の良さがなくなるので、当然睡眠の質が落ちます。

もうお分かりだと思いますが、マクラは使い捨てなんです。

どんなにいい機能を持っていてどんなに寝やすいマクラでも必ず使えなくなる時が来ます。

そうなる前に買い替えるんですが、自分のお給料(おこづかい)から出せる範囲のマクラにしとかないと次同じものを買えなくなるかもしれません。

買うときは次に同じものを買えるかどうかも考えながら購入しましょう。

【まさおが考えるこのマクラに向いている人】

このマクラの縛りはなかなか厳しいです。

まず、『寝返りをほぼうたない人』であることと、『仰向け寝』を人になります。

ほかにも『経済的にこのマクラを定期的に購入できる人』で、『首の痛みがあって困っている人』になります。

この条件が当てはまる方はぜひお買い求めください!!

寝返りを多く打つ人だったり、横向き寝・うつぶせ寝の人は買うことをおススメしませんのでお気を付けください。

【首を支える枕】

こちらの商品は整骨院の院長睡眠環境・寝具指導士が設計したコラボ枕になります。

整骨院の院長は上位頸椎をしっかり支えることを意識して作っており、睡眠環境・寝具指導士は寝返りをしっかりとサポートできるように考えられた枕になります。※首を支える枕商品ページより

この商品は・首元に通気性のよいメッシュ素材を使用。
・ スムーズな寝返りをサポートする流線形の中マチ。
・ 肩口にフィットするショルダーライン。を意識して作られており、寝る体にフィットする構造になっています。

【まさおが考えるメリット】

①マクラの構造が平らで大きいから寝返りに強い

上二つのマクラは今主流のマクラになります。

この二つの欠点はお行儀よく寝られるかに尽きます。

寝るときまでお行儀よくできればいいですが、たいていの方は寝返りをうって戻ってきたら元の位置にきれいに戻ってこれません。

そういう方の場合はある程度平らのマクラの方が眠りは深くなります。

しかもマクラが大きいため、激しく寝返りを打ってもはみ出す心配も減ります。

睡眠の質が高くなると必然的に寝返りの打ち方も変わり範囲が狭まります。

そのため、50センチくらいあればたいていの寝返りは何とかなるんです。

②2種類素材を使い分けていて長い間使える仕組み

通気性を上げるとマクラの寿命が落ちる話は先ほどからしてきましたが、これは頭の一番負担のかかる後頭部・側頭部の部分は綿になっていてこれが入れ替え可能になっています。

綿の寿命は1~2年で交換しなくてはいけないので自分で交換すれば何年でも使えるようになります。

首の部分の素材はそば殻、パイプ(プラスチック)と選べるので、体が小さい方や猫背の方はパイプ、体が大きい方や姿勢がしっかりしている方はそば殻を選ぶといいと思います。

そば殻・パイプの通常の寿命4~5年ですが首の部分は基本的に強く体重がかからない場所なのでもっと伸びると考えていいと思います。

そうなるとマクラ寿命だけで考えるととても長く使える枕になるのではないでしょうか。

③整体枕の中では安い

整体枕は通常7千円以上で、体に合わないからといってなかなか気軽に買い替えられずそのまま使っている方が多い印象です。(勤めている治療院調べ)

このマクラは消費税込みで3千円くらいなのでとてもリーズナブルに使えて買い替えのハードルも低く、このマクラを参考に似たマクラを買えば自分に合ったマクラを発見しやすい、いわば『踏み台マクラ』といえるかもしれません。

≪デメリット≫

①綿の買い替えが面倒

1年くらいしたら頭部の綿が買い替えないと首に負担がかかりやすくなります。

そのため毎年綿をホームセンターや手芸用品・生地・ホビー材料専門店に行かないと綿は手に入らないし、それを自分で詰め替えないといけません。

まあ、3千円なので毎年買い替えればいい話なのですが。

すみません、ほかのデメリットがあまりにも思い浮かばないくらい『踏み台マクラ』としても、ただ買い替えを考えている方にもいいものです。

私自身が構造がしっかりしている枕をあまり使いきれていないだけかもしれませんが、使っていてあまりいい思い出がありません。

もし使われるなら平らな構造枕の方がいいのかもしれません。

【このマクラがあっている人】

ほとんどの方が合うと思います。

しかし、少し首の部分が高い形なのでマクラが低い方がいいと感じている人はパイプタイプのマクラを選んだ方がいいかもしれません。

パイプタイプの【首を支えるマクラ】は高さを調整できます。

自分で調整できるので、自分好みにできることはいいことだと思います。

この投稿を見て皆さんが毎日を最高の日にできることを願っています。

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