睡眠に効くツボ

こんにちは、まさおです。

今回は睡眠に効くツボについてお話ししていきたいと思います!

結論から先に言うと【足裏マッサージをする】です。

夜寝れないことは皆さん一度はあるんじゃないかと思います。

そんな時に使いたいツボを紹介していきたいと思います。

【西洋医学と東洋医学】

人間の体には300を越えるツボ(経穴)があります。

それは全てが個々で存在しているわけではなく、ほとんどのツボが干渉しあっているんです。

例えるなら、日本を電車の線路のように張り巡らされていてその土地に行くと駅があるように、ツボ(駅)が体にある様な感覚と思っていただけるとわかりやすいと思います。
身体の調子がいいときは身体の電車(ツボ)がスムーズに巡っていて、風邪を引いたときなんかは電車(気や血の流れ)に遅延や事故などが起きている状態なんです。
普通の電車だと何人がかりかで悪くなったところを修理したらもとに戻りますが、人間だと基本風邪薬を飲みますよね。

でも、風邪薬を飲むだけでは治したわけではないってこと、ご存じですか?

実はこの薬を飲んで症状を押さえ込んだだけの『対処療法』というもので、実はこの風邪を引いた原因となるものは一切消えてません。

西洋医学では私たちができるようなものはほとんどが『対処療法』なんです。

【対処療法と根治療法】

対症療法とは、今出ている症状を抑え込むことです。

こちらを見ている方の中には「それでいいじゃん」という方もいるかもしれませんが、それは違います。

例えば、腰痛を長年持っている50代の男性(以後Aさん)がいたとします。
Aさんは腰の痛みが強いときは「痛み止め」を飲んでやり過ごしていましたが、ある時から足にも違和感が出てきました。
その時は偶然かなと思っていましたが、特に支障も出ていなかったので気にせず生活していました。
しかし徐々に足の違和感が強くなっていき足にしびれが出てくるようになり、病院に行くと「ヘルニア」と診断されました。
医師いわく、「腰に負担かけすぎだね」というだけで今までと同じ痛み止めのシップをもらうという「対症療法」ができるものをもらいそのときは帰りました。
病院に行った後もシップを貼って痛みを和らげるちりょう(対症療法)をしていましたが、症状は治まらず。仕方なく、奥さんが痛みが出た時に通っていた鍼灸院に行きました。
そこでは、病院に言われたことを伝え、その部位のリハビリが始まり、鍼治療と運動療法(根治療法)をしてもらい、家や職場でできるストレッチも教えてもらいました。
すると症状は徐々に良くなり、足のしびれどころか腰の痛みも消えていき元の生活ができるようになりました。

対処療法と根治療法の違いが判りましたか?

これはあくまでも違いのために一例を出しただけなので、病院できちんとリハビリを受けて治る方もいるんです。

しかし鍼灸院や整骨院に来院される方の多くはこのような状況になるまで放置されている方を治療している現状です。

【対処療法のツボ】

「だからと言って、睡眠も対処療法しないといけないときがあるんだよ」と言いたいのは私もわかります。

私も不眠で学生時代悩んでいましたから。笑

そんな方たちに教えたいのは【足裏のツボ】です。

ツボといっても、これは西洋医学のツボで、西洋医学的根拠で眠りやすくします。

「え、ここは東洋医学のツボじゃないの?」と思っている方の気持ちもわかります、ネットの記事には多くの症状に効くツボがのっています。

しかし体質によって効くツボと効かないツボがあるんです。

なので、すべての人に効くツボは存在しないのでここでは万人が一定の効果の出せる西洋医学のツボで対処療法を行っていきます。

まあ、つぼといっても足裏マッサージを行っていただきたいんです。

足裏のマッサージを行うと、足裏に血流が集まってきて足の体温が上がります。

そうなると、足裏は必要以上の熱をなくそうと放熱という現象が起こります。

手や足から放熱が起こると、体温を下げることに体が負担を感じずにゆっくりと体温を下げることができるんです。

体温が下がると、皆さんが望んでいる「眠りやすくなる」ことができるんです。

【根本治療は治療院へ】

しかしこの足裏マッサージは【対処療法】なんで、つまりその場しのぎなんです。

足裏マッサージを行うと、≪「反射区」と呼ばれるツボが刺激されてその反射区にある臓器の機能が改善される≫らしいのですが、あまり医学的根拠には乏しくそれだけを信じていいものかは私にはわかりません。

私は鍼灸師で、現在も治療院に勤めているからこそ言いたいのは【根本治療するなら治療院へ】ということです。

医者の方は基本的に「回す経営」をされています。つまり、健康保険を使い健康保険内の治療で患者さんの症状を解決しようという考えのもと行っています。

ここからは私の考えなのですが、保険治療というのは国が保証してくれる最低限の治療という風に考えています。

なので、保険治療では「根本治療」ではなく「対処療法」がほとんどなのではないでしょうか。

話を戻します。

治療院では、最近自費治療が増えてきています。

これは医学の進歩と共に「マッサージだけでは治らない」ことが証明されてきているからなんです。

もう少し今回の投稿の言葉を使ってわかりやすく説明すると、マッサージも「対処療法」の分類で、「根本治療」ではなかったということなんです。

なので自費治療の中に「ストレッチ」や「運動療法」を入れて「運動指導」を行い「根本治療」をする意識の高い治療院が増えていることにつながっているんです。

※こういう治療院を探すときはホームページを見れば「根本的に治す」「運動療法」のワードを入れていて、メニュー欄に「トレーニング」や「ピラティス」を行っている治療院を探すのがいいと思います。

【まとめ】

世の中で行われている治療のほとんどが「対処療法」です。

対処療法を行っている間はまた同じことを繰り返すことになってしまいます。

根本的な治療をしましょう。

睡眠力が落ちたことにも何か原因があると思います。

最初は対処療法として足裏マッサージをしながら自分で行える範囲で睡眠環境を整えましょう。

もし自分で何とかすことが難しかったら治療院の中で鍼灸院をおススメします。

鍼灸院での治療は副作用があまり出ない治療で筋肉だけでなく、体の中から治療を行い根本的に治そうとする治療です。

お近くの鍼灸院で不眠も治療の範囲に入っているなら一度相談するのもありかと思います。

わたしは「まずはやってみるを心がけて生活してきました。」

皆さんにも強要するつもりはありませんが、もし興味があったら「まずはやってみて」、それから自分に何が足らないかを考えながら睡眠力を高めて毎日を最高の日にしていきましょう。

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