こんにちは、まさおです。
今回は異世界漫画を勝手に品評させていただきます。
すでに最終回を迎えている異世界漫画も出てきましたね。
異世界漫画も精査されはじめて面白いものしか生き抜けなくなってきました。
どの異世界漫画も頑張ってほしいです。
もくじ
【評価基準】
今回も【ストーリー】【画力】【キャラ】【能力】【展開力】の5つを各5点満点で評価します。
そして、合算した点数を【総合評価】として総評させていただきます。
これは私の独断と偏見です。
色々な総合サイトやSNSに書いてあるものとは違うので、『こんな考えもあるんだな』程度に見てください。
【転生したら第7王子だったので、気ままに魔術を極めます1~59話】
作者:謙虚なサークル
とある貧乏魔術師は決闘であっけない死を迎え、気づけばロイドという王族の子に転生していた。
※小説家になろうより
王位に関係がない第七王子ということで親兄弟から好きに生きろと言われたロイドは、今まで満足に出来なかった魔術の研究に励む事にする。
余りある時間と資産、そして地道な努力と前世の知識、恵まれた環境により、ロイドは恐るべき速度で魔術を習得していく。
……のだが、本人はその力を戦闘に使おうとはせず、あくまでも知的好奇心優先で実験と研究に熱中していた。
その結果、周囲の評価がとんでもないことになっていくのだが……ロイドはそんなことは気にもせず、気ままに魔術を極めるのだった。
【ストーリー】
3点
この漫画は今の現代とは違う異世界から異世界への転生です。
普通だと日本人が異世界へ転生するんですが、少しひねった形ですね。
その後の展開は王族の王位継承に関わらないような第7王子として転生したので、転生前に覚えたかった魔術を極めて無双する話になります。
【画力】
漫画:石沢庸介
5点
この漫画家さんはオリジナル漫画を連載されていた方で、最初から見るとめちゃくちゃ画力が高まってます!
戦闘シーンも日常シーン、背景も違和感なく描かれてますし、強く世界観が伝わってきます!
なんのストレスもなく読める作品になってます。
【キャラ】
4点
主人公は前世の未練として魔術を究めようとする気質が強く、周りが引くほどのキャラで周りがバランスをとろうとしています。
最近の異世界漫画のキャラ設定の特徴としては主人公は一歩引きながらツッコミタイプが多くて、サブキャラの一人に引かせるタイプがいる印象です。
これを主人公がやっていくと、自然と周りにはツッコミタイプしかいなくなりやすいですが、戦闘シーンのみ引かせる性格にして限定させているのはうまいと思います。
【能力】
3点
主人公は7歳くらいだったと思いますが、もうすでに魔術はだいぶ極まっていてチート感が強いです。
相手魔術も一度で見極めながらコピーしたりとやりたい放題、どんどん相手を強くするのが厳しくなってくるのではないでしょうか?
しかも、魔術だけでなく能力付与まで出来てしまう感じ、これは転生時にチートをもらった設定の方がいいんじゃないか?と思わず思ってしまうくらいです。
【展開力】
4点
最初はサブキャラを際立たせるために相手を弱いところから、ボスは強くさせて主人公と戦わせる。
それが相手が強くなりながら仲間を増やし、武器を強くさせながら戦っていくのは王道っぽいです。
それにチート感が相まってワンパンマンみたいな流れになっているようです。
【総合評価】
19点
ストーリー設定は面白いですが、結局チート頼りというところはほかの異世界漫画と同じになってしまうのが残念です。
漫画家さんも画力のあるかただし、もっと迫力のある作品になれますし、話の展開力をつけてもだいじょうぶだと思うので今後に期待したいです。
【お勧めしたい人】
この漫画はキャラで漫画を読んでいる人にお勧めしたいです。
他の漫画と比べてキャラと漫画の相性がよく、人気が出そうです。
キャラ愛が強いかたはぜひ、この漫画を読んでいただけたらなと思います。
みなさんも異世界漫画を読んで毎日を最高の日にしていきましょう!