鳴女は鬼舞辻無惨の配下であり、十二鬼月の一員である鬼です。彼女の正確な年齢や過去は不明ですが、無惨に忠実に仕える存在として描かれています。
もくじ
【プロフィール】
名前
鳴女(なきめ)
役職
十二鬼月(半天狗討伐後上弦の鬼肆へ)
外見
鳴女は独特の外見を持ち、琴を奏でる姿が特徴的です。彼女の顔には目がなく、代わりに額に一つの大きな目があります。
血鬼術『異空間・無限城』
無限城と呼ばれる異空間を作り出して操ります。この空間内では、壁や通路の配置を自由自在に変え、扉を作って任意の場所に繋げることができます。この能力により、敵を不意に移動させたり、味方を召集するなど、多岐にわたる戦略が可能です。
役割
鳴女は無限城の管理者として、鬼舞辻無惨の命令で十二鬼月を召集したり、無限城内の空間を自在に変えて敵を翻弄する役割を担っています。
性格
冷静で無表情な態度を保ち、感情をあまり表に出さないキャラクターです。彼女の冷徹さと計算高い性格は、無限城の管理において非常に有効です。
評価
鳴女の能力は直接的な攻撃力に欠けるものの、戦略的な多様性と空間操作による支配力があり、柱でさえも彼女の能力を煩わしいと感じるほどです。
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【人物像】
鳴女の人物像は、その冷静さと計算高さが際立っています。
冷静で無感情
鳴女は常に冷静で無表情です。彼女の感情が表に出ることはほとんどなく、その冷静さは任務を遂行する上で非常に有効です。彼女は感情に流されることなく、常に冷静な判断を下すことができます。
計算高く戦略的
鳴女は非常に計算高く、戦略的な思考を持っています。彼女の血鬼術『異空間・無限城』は、直接的な攻撃力はないものの、戦略的に敵を翻弄し、味方を支援するために効果的に使用されます。この戦略的なアプローチは、彼女が鬼舞辻無惨から信頼されている一因です。
忠実で従順
鳴女は鬼舞辻無惨に対して非常に忠実です。彼女は無惨の命令を忠実に遂行し、十二鬼月の召集や無限城の管理を任されています。その従順さと忠誠心は、彼女が無惨に信頼される理由の一つです。
冷徹な効率主義者
彼女は冷徹で効率主義者です。任務を遂行する際には、無駄な感情や行動を排除し、最も効率的な方法を選択します。彼女の冷徹さは、敵に対しても同様であり、彼女の行動は常に計画的であり、無駄がありません。
神秘的な存在感
鳴女はその外見や能力から、非常に神秘的な存在感を持っています。
彼女の顔には目がなく、代わりに額に一つの大きな目があるという独特の外見は、彼女の神秘性をさらに強調しています。
また、彼女の能力も非常に独特であり、彼女の存在感を一層際立たせています。
これらの要素が組み合わさることで、鳴女は冷静で計算高い、忠実な従者という人物像が形成されています。
彼女の冷徹さと効率性は、彼女が無限城を操るために非常に有効であり、鬼舞辻無惨の信頼を得る理由となっています。
その冷静さと計算高さが際立っています。彼女は感情をあまり表に出さず、任務を遂行する際には冷徹で効率的に動きます。
【能力】
鳴女の能力の魅力は、その戦略的な多様性と圧倒的な支配力にあります。
彼女の血鬼術『異空間・無限城』は、単純な攻撃力に頼らず、空間そのものを操作することで戦局を有利に展開できます。
敵の足元に扉を出現させて不意打ちを仕掛けたり、味方を瞬時に召集することが可能です。
また、無限城内の空間を自在に変えることで、逃走経路を封じたり、追い詰められた際の防御に活用できます。
このように、直接的な戦闘力ではなく、戦闘の流れを自在にコントロールする能力は、対戦相手にとって非常に厄介であり、戦略的な深みを持つ点が彼女の最大の魅力です。
無限城がこんなにチートでなければもっと楽に倒せてたのでは?と思ってしまうほどの能力ですね。
【過去】
公式ファンブック鬼殺隊最終見聞録・弐にて彼女の過去が判明する。
人間だった頃から琵琶奏者であったが無名で、暮らしは貧しかった。
ある日、博打狂いの夫によって一着しかない演奏用の着物を売られた事に逆上し、金槌で夫を殴り殺す。
そのまま仕事に出掛け強張って震える手で演奏したところ、ぼろぼろの普段着に顔をしかめていた客から、その音色を称賛される。
これを機に以降は演奏前に人を殺して、殺した指で琵琶を演奏する事に拘るようになり、実際にその演奏で、琵琶奏者としての評価を上げていった。
後に、演奏前の殺人のターゲットとしてたまたま無惨を襲い、当然ながら返り討ちにされたのだが、そこで逆に気に入られて鬼にされたという経緯である。
なお、金槌は琵琶の調整の道具に用いられている。
鳴女は、琵琶の演奏に命をかける狂気の芸術家であり、過去の悲惨な体験が彼女を異常な殺人鬼へと変貌させた。彼女の冷酷さと狂気は、無限城編での彼女の役割と相まって、物語における不気味な存在感を強調している。
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【無限城編】
無限城編での鳴女の活躍は、無惨の回復を助けるために重要な役割を果たしました。
彼女はまず、鬼殺隊の全員を無限城へと落とし込みました。
そこで彼女は、無惨が回復するまで柱たちを無限城内に留めるための防御策を講じました。
鳴女は特に柱の甘露寺と伊黒小芭内を標的にし、攻撃しながら彼らを無惨に近づけないようにしました。
上弦の鬼が次々と倒されても、鳴女の能力で無惨には簡単に近づくことができませんでした。
しかし、彼女は兪史郎の存在に気づかずにいたため、彼の血鬼術によって乗っ取られてしまいます。
兪史郎に操られた鳴女は、無惨に誤った情報を送り、結果として無惨は甘露寺からの一撃を受けてしまいます。
この一撃で無惨は鳴女が兪史郎に乗っ取られていることに気付きました。
無惨は鳴女を取り返そうと試みますが、兪史郎の血鬼術に阻まれ、鳴女の頭を爆発させて自害させることで対処しました。
鳴女が自害したことで無限城は崩壊を始めますが、兪史郎の助けにより、鬼殺隊はなんとか地上へと舞い戻ることができました。
この一連の出来事で、鳴女の能力とその影響力が無限城編のクライマックスを形成し、物語の緊張感を一層高める結果となりました。
無限城編における鳴女の活躍は、彼女の能力を最大限に発揮し、鬼殺隊を翻弄する重要な役割を果たした。彼女の巧みな戦略と強力な血鬼術で、無惨を守るために柱たちを遠ざけ続ける姿は圧巻です。